去勢・避妊
避妊・去勢手術についてじっくり考える
避妊・去勢手術をするかしないかは、多くの飼い主が一度は直面する問題です。中には、「自然のままにまかせるのが一番」「健康な体にメスを入れるのはかわいそう」「オスだから子どもも生まれないし関係ない」と手術に抵抗感をもつ人もいます。
しかし、人と一緒に暮らしている猫では、自由に異性と出会うこともままならず、すでに「自然のまま」の環境で生活していくことはできません。
かつて、猫が家の外へ自由に外出していた頃は、避妊・去勢手術は、望まない妊娠を防ぎ、不幸な子猫や野良猫を増やさないということが主目的でした。しか し、手術のメリットはそれだけではなく、性ホルモンに関係する病気や遺伝的な病気の予防、性的なストレスの軽減、問題行動の予防や改善などの効果もあります。
将来的にも繁殖をする予定がなければ、愛猫の健康のためにも避妊・去勢手術を一考されてみてはいかがでしょうか?
家族の一員である愛猫をどのように育てて暮らしていくかをふまえたうえで、飼い主が慎重に検討し、最善と思う結論を選択してください。
雄の精巣を摘出することを去勢といい、雌の子宮・卵巣を摘出することを避妊といいます。
避妊手術のメリット・デメリット避妊手術は一般的にメスの左右の卵巣と子宮を摘出します。手術は全身麻酔で行うので痛みはまったくなく、入院期間も動物病院によって異なりますが、1~2日で済みます。
避妊手術のメリット・デメリット
避妊手術は一般的にメスの左右の卵巣と子宮を摘出するものと、卵巣だけを摘出する手術の2通りの方法があります。手術は全身麻酔で行うので痛みはまったくなく、入院期間も動物病院によって異なりますが、1~2日が多いようです。
避妊手術のメリット
避妊手術のメリットは、子宮蓄膿症や卵巣腫瘍、乳腺腫瘍など、性ホルモンの働きによって起こる病気の発症率が低くなることが挙げられます。
また、オスを求めて大声で鳴いたり、外に出たがったりすることも少なくなり、精神的にも落ち着きがみられます。
避妊手術のデメリット
避妊手術のデメリットとして、肥満になりやすいことがよく挙げられます。
しかし、これは発情や性的なストレスから解放され、異性を求めるために費やすエネルギーが不要となるため、消費カロリーが少なくなっているにもかかわら ず、以前と同じ食事内容を与えるためにカロリーオーバーになることが最大の原因です。食事と運動の量を正しくコントロールすることで、肥満は避けられる場 合が多いです。
手術のタイミングは、一般的には最初の発情がくる前の生後6ヶ月~12カ以内が適期ですが、もちろん、それ以降でも手術は可能です。
若い頃に手術をしたほうが、子宮や乳腺の病気にかかる率が低くなるともいわれています。手術方法や時期については動物病院でよく相談しましょう。
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去勢手術のメリット・デメリット
去勢手術は左右の睾丸の摘出が一般的な方法です。
全身麻酔で行うので痛みはなく、傷口も小さくてすむので、その日のうちに退院できる場合も多いようです。
去勢手術のメリット
去勢手術のメリットは、去勢することによって雄性ホルモンがなくなるため、生殖器に関わる病気の発症が少なくなることや、メスを奪い合うためのケンカ、メスを求めての放浪がなくなり、精神的にも落ち着くことなどがあります。
また、強烈なニオイで多くのオスの飼い主を悩ます、室内でのスプレー行為(尿マーキング)など、人と一緒にくらしていくうえで問題行動ととらえられる困った行動を抑えることにも効果があり、室内で飼いやすくなります。
去勢手術のデメリット
デメリットとされる去勢手術後の肥満についても、避妊手術の場合と同様、食事と運動でコントロールすることが可能です。
注射により避妊(雌のみです)
発情抑制の注射剤です。簡単に言えば避妊手術をしなくても発情のコントロールが可能です。効能は日本では犬の発情抑制のみですが、世界的には(本院調べ33ヶ国)では猫にも使用されています。
コビナンを皮下注射します。初回、3カ月後 次々回4カ月 3回目からは5カ月間隔で、投与します。80-90%のネコが有効です。
ただし猫には閉経がなく、一生投与になります。コビナンは良い薬剤ですが、長期投与になると、子宮疾患になりやすくなることも事実です。ヨーロッパでは人気があろそうです。若くして大病をわずらった猫にはお勧めです。
尚コビナンの治療を希望される方は、必ず来院して説明を受けてからの投与になります。電話での対応はしてませんのでご注意下さい。







